郵便局は手紙や荷物の発送に必要な施設ですが、24時間体制で開いているわけではありません。
そのため、時々不便を感じることもあります。
そんな時に役立つのが、「ゆうゆう窓口」という特別なサービスです。
この窓口は、通常の営業時間外でも利用可能で、急いでいる時に非常に便利です。
ここでは、「ゆうゆう窓口」の概要と提供されるサービスについて説明します。
「ゆうゆう窓口」とは何か?
通常の営業時間外にも利用可能
「ゆうゆう窓口」は、日本郵便が提供するサービスで、もともとは「時間外窓口」と呼ばれていましたが、1999年に現在の名称に変更されました。
通常の郵便局が閉まっている時間帯でも、この窓口を利用することで、例えば不在時に届けられた郵便物を受け取ることが可能です。
通常の郵便窓口との違い
通常の郵便窓口と「ゆうゆう窓口」の主な違いは、設置場所と営業時間です。
一般窓口は全国の郵便局に設けられており、標準的な郵便サービスを提供しています。
ですが、「ゆうゆう窓口」は大きな郵便局に限定されており、営業時間外でも利用できるのが大きな特徴です。
ゆうゆう窓口の利用時間について
利用時間は郵便局により異なる
全国各地でゆうゆう窓口の利用時間は異なります。
大都市の郵便局には24時間営業の窓口が設けられている場合がありますが、その数は減少しています。
一般的な営業時間は以下の通りです。
7時から21時
8時から21時
8時から20時
これらは週末も含めた営業時間です。
窓口の位置と営業終了時間
ゆうゆう窓口の場所や閉店時間の情報を得る方法は以下の通りです。
直接郵便局に問い合わせる方法や、郵便局のウェブサイトで検索する方法があります。
検索方法は次のとおりです。
「郵便局の名前」で検索:地名やひらがなで入力してください。
「郵便番号」で検索:ハイフンは不要です。
「都道府県」で検索:他の方法では見つからない場合に便利です。
検索結果には、ゆうゆう窓口の住所、地図、電話番号、営業時間(平日、土日、祝日)が表示されます。
ゆうゆう窓口で利用できるサービス
郵便物の発送と受け取り
ゆうゆう窓口では、不在時に受け取れなかった郵便物を受け取ることができます。
これには以下が必要です。
・不在通知書
・本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポートなど)
・印鑑(なければサインでも可能)
速達や現金書留、レタックスなどの郵便物も郵便局から送ることができ、普通郵便やはがきの発送も扱っています。
ゆうパックの発送と受け取りもできます。
はがきや切手の便利な購入方法
多くの人は気づいていないかもしれませんが、ゆうゆう窓口でははがきや切手も購入できます。
コンビニでも入手可能ですが、通常の種類に限られることが多く、稀にしか扱っていないこともあります。
さらに、郵便料金は重さによって異なるため、コンビニで重さを測るのは難しいです。
一方、ゆうゆう窓口ではその場で正確な重さを測定し、すぐに適切な料金が分かります。
ただし、間違って購入したはがきの交換や、当選した年賀はがきの引き換えは対応していません。
さまざまな届出も可能
また、ゆうゆう窓口では、住所変更などのさまざまな届け出も受け付けています。
引越しで住所が変わった場合、郵便局に届け出が必要です。
忙しい時でも、ゆうゆう窓口を利用すれば手続きを簡単に済ませられるので大変便利です。
ゆうゆう窓口の活用法のまとめ
ゆうゆう窓口は、荷物を受け取る場所としてよく知られていますが、実はそれ以上の機能を持っています。
切手やはがきの購入、ゆうパックの発送、速達や現金書留の手続き、住所変更の届け出など、通常の郵便窓口と同様のサービスを提供しています。
急に必要になった際にも、これらのサービスが非常に役立ちます。
ただし、すべての郵便局にゆうゆう窓口があるわけではないので、利用前には事前に確認することが大切です。
もっとゆうゆう窓口を活用して、生活を便利にしましょう。