服が多すぎることに悩んでいるファッション好きな方は多いでしょう。
クローゼットがパンパンで、部屋中が服で溢れ、歩くスペースすらない場合は、そろそろ整理する時かもしれません。
しかし、服を手放すのはなかなか難しいですよね!
ここでは、その理由と解決策を詳しく説明します。
なぜ服を手放せないのか?
服を簡単に減らす方法は?
これ以上服を増やさないコツは?
服を手放せない理由は?
人によっては不要なものをすぐに処分できる人もいますが、そうでない人もいます。
処分できる人は周囲をすっきりさせ、必要最低限のものだけで生活を送っています。
一方、処分が苦手な人は物がどんどん増えていき、何がどこにあるのかも分かりにくくなります。
では、着なくなった服を手放せない理由は何でしょうか?
服を手放せない11の主な理由
多くの人はなぜ服を手放すのが難しいのでしょうか。
それは、無意識のうちに様々な言い訳を見つけて自分を納得させているからかもしれません。
以下にその理由を挙げます。
1. 捨てるのはもったいない
2. 売るのはもったいない
3. まだ新品で着ていない
4. 将来着るかもしれない
5. 個人的に気に入っている
6. 購入したばかり
7. プレゼントされたもの
8. 不要だが誰かに渡す予定
9. 保管しても場所を取らない
10. 全部を整理するのが大変
11. 一人では整理しきれない
惜しいと感じる
服を手放せない最も一般的な理由は、「惜しい」と感じることです。
物を大切にするのは素晴らしいことですが、使わない服が場所を占めているだけでは、それは無駄遣いに等しいです。
手放すことが難しい場合、他人に譲るという選択肢も考えるべきですが、それでも手放すのが難しい人が多いです。
まだ・将来・計画
「まだ着ていないから」「将来着るかもしれない」という理由は、服を捨てられない人たちによく見られる言い訳です。
すぐに着る予定があれば問題ありませんが、多くの場合、必要性が低く時間が経過すると着る機会を失ってしまいます。
1年以上着用していない服は、持っていても問題ないと考えるかもしれません。
また、「いずれ誰かにあげる」という不確かな計画も片付けられない原因の一つです。
◯お気に入り
愛着を持つアイテムを何点か持っていることは問題ないと思います。
ただし、自分のコレクションの一部や珍しいビンテージ品でない限り、整理する必要があります。
もしすべての衣服をお気に入りだと考えてしまうと、何も手放すことができません。
◯せっかくだから
購入したり、贈られたりした物を「せっかくだから」という理由で手放さないのはよくあることです。
「せっかく」という言葉は便利で、物を大切に保管する理由としても一理あります。
しかし、この理由だけで持ち物が増えてしまうと、すべてが購入品や贈り物であるかのように感じてしまいます。
◯邪魔にならない
整理したくない時や避けたい時によく使われるのが「邪魔にならない」という表現です。
邪魔かどうかは個人の感覚によりますが、自分にとって邪魔でなければ整理しなくても良いと考えることが多いです。
◯大変だから
服を一枚ずつ広げて分類する作業は、時間も労力もかかるため大変だと感じます。
本質的には、分類や整理を面倒だと感じて避けたいだけのことが多いです。
しかし、このように考え続けると、問題は解決せず、衣服は増え続けます。
単独での作業は難しい
たくさんの洋服を前にして片付けを始めようと思っても、必要な時間を考えるとすぐに気が重くなりがちです。
服の量によっては、一人だけで片付けるのが難しい場合もあります。
そのようなときは、家族や専門の業者に助けを求めるのが最善の策です。
放置すればするほど洋服は増えてしまうため、適切な対処をしないと問題が悪化する一方です。
洋服を減らすコツとは?
洋服を効率よく減らすには、どのような方法があるのでしょうか?
自分自身で納得し、整理する
まず、本気で洋服を整理したいと思ったら、その必要性をしっかり自分自身で理解し、納得することが重要です。
納得していないと、一時的に減らすことはできても、結局はまた増えてしまいます。
さらに、他人が勝手に処理してしまったと感じると、不満を持つこともあります。
洋服は個人の私物なので、他人が介入する際には、本人が主導して行うべきです。
洋服の選別は三分割を活用する
では、具体的に洋服をどう整理していくかについてです。
理想的には、最初から必要なものと不要なものを分けることが望ましいです。
しかし、断捨離が苦手な場合は、服が溜まってしまい、なかなか片付けられません。
そんなときは、以下の三つのカテゴリーに分けると良いでしょう。
1. 必要なもの
2. 不要なもの
3. 検討中のもの
次に、これら三つのカテゴリーをどう扱うかが重要になります。
必須なもの一覧
・必ず保持すべきもの
・欠かせないもの
・最近1年で使用したもの
処分すべきもの一覧
・保持する必要がないもの
・今後着用予定のないもの
・過去1年間で一度も使用していないもの
再検討リスト
・上記以外のもの
ものを整理することで、必要なものと不要なものを見極めることができます。
多くのものが溜まってしまう原因は、捨てることの難しさにありますので、最初の整理で「再検討リスト」が増えるのは自然な現象です。
不要と判断されたものが明確になると、作業の成果を実感できるようになります。
再検討アイテムの詳細な仕分け
最初の整理後、不要なアイテムは見えない場所に移動させます。
※再び取り出すと、必要と感じるリスクがあるため、注意が必要です。
次に、再検討アイテムをじっくりと仕分け直します。
この段階で、できるだけ「必要」または「不要」に分類してもらうことが望ましいです。
最終的に不要とされたアイテムは、持ち主の最終確認を経て迅速に処分します。
他人に譲る、古着屋やオンラインマーケットで売るのも良い選択肢です。
ただし、一度仕分けを行ったにも関わらず、再びそのアイテムを取り出してしまうと、仕分け作業は元の状態に戻ってしまいます。
断捨離を成功させるためには、一度きちんと処分する決断も重要です。
服の量を増やさない方法は存在するか?
これからは、不要な服を増やさないためにどうしたら良いかを考えてみましょう。
服の量が増えると、定期的に整理し、不要なものを処分する必要がありますが、これが難しいと感じる人もいるでしょう。
一つの推奨される方法は、持つべき服の数を各カテゴリーごとに事前に決めておくことです。
例えば、学生や働く大人によって必要とされる服の種類や数は異なります。
自分の生活スタイルに合った服の種類と数量を決めることで、管理が簡単になります。
年間に必要なズボンの数の例とは?
・春夏(ジーンズ×2、チノパン(茶・白)×各1、ハーフ柄×2)
・秋冬(ジーンズ×2、チノパン(茶・グレー)×各1、他×1)
服の必要な数を限定すれば、さらに管理が明確になります。
実際にはもっと少なくても問題ないかもしれませんが、重要なのは各アイテムの最大所持数を設定することです。
始めは少し多めに設定しても良いでしょう。
自分で決めた数に納得できれば、以前のように服が増え続けることはなくなります。
その後は実際の状況を見て、必要最小限の数に調整すれば、以前とは大きく異なる結果が得られるでしょう。
まとめ
自分の持ち物を減らすことを決心するのは、物を捨てるのが苦手な人にとって、すぐに心の変化が生まれるわけではありません。
もし容易にできるのであれば、既に実行しているでしょう。
しかし、断捨離の重要性と必要性を理解し、それに賛同することができれば、物事はスムーズに進むはずです。
理解と同意は、整理や将来の計画を進める上で重要な要素となります。
他人が無理に進めると逆効果となることがありますので、特に成人の場合は、押し付けずに時間をかけて話し合い、共に進むべきです。