新しいアパートや家を探すとき、間取り図を見ることがよくありますよね。
「畳」を使って住空間の大きさを説明することは一般的です。
でも、「8畳の部屋って具体的にどれくらいの広さなの?」と疑問に思うことがあるでしょう。
畳8枚が敷き詰められた部屋といっても、具体的なサイズ感が分かりにくいものです。
実際、8畳の部屋の広さは間取りによっても感じ方が変わり、それに合わせて選ぶ家具やそのサイズも異なってきます。
この記事では、8畳の部屋の実際の寸法と、そのサイズに合ったラグの選び方についてお伝えします。
8畳の実際の寸法は?
「8畳」と聞いて畳8枚分のスペースを想像するかもしれませんが、具体的な寸法はどのようになっているのでしょうか。
実際に計測してみると、一般的には364cm×364cmです。
ただし、畳のサイズは地域によって若干の違いがあり、340cm×340cmとなることもあります。
同じ「8畳」でも部屋の広さが異なることがあるのは、畳の呼称やサイズが地域によって異なるためです。
畳は日本全国で様々な規格があり、大きく四つのタイプに分けられます。
西日本では「京間」と呼ばれるタイプが一般的で、サイズは縦191.0cm、横95.5cmです。
これは畳としては最も大きな面積を持っています。
次に、東海地方でよく使われるのは「中京間」で、縦182.0cm、横91.0cmのサイズをしており、「三六間」とも知られています。
関東では「江戸間」が普及しており、こちらのサイズは縦176.0cm、横87.8cmで、「五八間」と呼ばれることもあります。
最後に、「団地間」という新しいスタイルの畳があります。
これは縦170.0cm、横85.0cmのサイズで、経済成長期に公共住宅を中心に広く普及し、「五六間」とも呼ばれています。
畳のサイズは部屋の感じられる広さに大きく影響しますので、特に1人暮らしの際は畳の種類による違いを意識して部屋選びをすることがお勧めです。
正方形の8畳の部屋の寸法はどうなる?
畳を正方形に配置すると、部屋の広さの感覚が変わり、寸法も変わってくるため、理解が難しいことがあります。
8畳の部屋を正方形にした場合の寸法と面積を具体的に説明します。
日本には「京間」「中京間」「江戸間」「団地間」などの畳のサイズがあり、それぞれで部屋の寸法が異なります。
京間の畳を使用すると、部屋は一辺が382cmの正方形となり、面積は145,924平方センチメートルになります。
中京間の畳を使用した場合、一辺は364cmで、面積は132,496平方センチメートルです。
江戸間の畳を使うと、一辺が352cm、面積は123,904平方センチメートルとなります。
団地間の畳を使った場合は、一辺が340cm、面積は115,600平方センチメートルです。
団地間でも最小サイズである一辺340cmはあり、家具を配置するには十分な広さがあります。
部屋を正方形にすると、家具を配置する際の参考にもなるでしょう。
8畳部屋に最適なラグのサイズは?推奨品は?
もし8畳の部屋を新しく借りる予定があるなら、家具選びも重要になるでしょう。
特にラグのサイズ選びは、8畳の部屋にとって重要なポイントです。
ラグを選ぶ際、どのような点を重視しますか?
一般的に、リビングではソファの配置、寝室ではベッドの配置を考慮してラグを選ぶことが多いですね。
部屋全体にラグを敷きたい場合は、部屋のサイズ全体を基準にしてサイズを選ぶと良いでしょう。
ここで大切なのは、床の面積に対してラグがどれくらいの面積を占めるかを知ることです。
ただし、8畳の部屋でも、「京間」「中京間」「江戸間」「団地間」といった畳の種類によってサイズが異なります。
例えば「京間」は一番大きく、部屋の縦横が382cmになりますが、「団地間」では最小で340cmになることもあります。
「住宅設計の基準」として全国の住宅で採用されているのは、特定の寸法を用いることです。
特にアパートやマンションでは、部屋の広さの目安としてよく使用される8畳サイズを考慮に入れてみましょう。
このため、8畳の部屋に最適なカーペットのサイズを検討します。
一般的な8畳の部屋の寸法は約340cm x 340cmであり、カーペットには約150cm x 200cmのサイズが推奨されています。
カーペットのサイズは部屋の配置によって異なるため、購入前に部屋の寸法をしっかり測定し、選ぶことが重要です。
まとめ
8畳の部屋のサイズについては、具体的な寸法を知ることが役立ちます。
畳のサイズや間取りによって実際の広さが異なるため、部屋の寸法を「センチメートル」で理解することが非常に有効です。
部屋の正確なサイズを把握することは、家具やカーペットの選択にも影響を与え、適切なアイテム選びに役立ちます。